防災について
2018.10.16
災害が起きたら…
平成30年7月、私たち岡山県民にとって想像もしていなかった大きな災害が起こりました。
「災害の少ない『晴れの国』岡山」に暮らす安心感が心にありました。それを打ち砕く今回の災害。これが現実の岡山なのだと大きな喪失をもって初めて知った情けなさ。
各地の状況を伝え聞き、みなさんの奮闘に頭が下がり、私たちの出来る事は何なのかと模索している状態です。
今回は万一災害が起きた場合に備えての行動を考えておきたいと思います。
平成30年7月豪雨の警報が出されたとき、一体どこに避難すればいいのかわからなかった、という声がありました。
下の表は水島地区の指定避難所と指定緊急避難所の一覧です。
注意しておきたいのは、洪水・土砂災害・高潮・地震・津波それぞれの場合によって避難に適していない場所があるという事です。とにかく安全に避難することは大前提ですが避難場所をしっかりと頭に入れておきましょう。
倉敷市のハザードマップ指定避難所はこちらから。
国土地理院が公表した、豪雨で河川が氾濫した真備町地区の浸水域と浸水の深さを示した推定図が、倉敷市の作成したハザードマップとほぼ重なっていたということも明らかになっています。
もう一度しっかりと自分の住んでいる場所のハザードマップを見直し、万一の場合に備えたいものです。
災害時の手引書
消防庁からは「わたしの防災サバイバル手帳」が発行されホームページからダウンロードできますので、火災・地震・その他の自然災害への準備にご活用ください。
出典:消防庁ホームページ(https://www.fdma.go.jp/)
/消防団ホームページ/防災教材
『危険箇所』をチェックできるイラスト
災防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の特別研究員で、『心配学』(光文社新書)の著書がある島崎敢さんがつくったイラストです。近づかないほうがよい壁や、屋根瓦が落ちてくる場所の見分け方などを、子供もわかりやすいようにイラストと簡潔な文章で説明しています。
実際に歩いてみて家族の通学路や通勤の経路のチェック等にお役立てください。