お茶の時間
2024.07.12
熱中症対策
年々暑くなる夏!
今年の夏は梅雨明け前から各地で猛暑日となり、多くの方が熱中症で救急搬送されています。今年は昨年を超える暑さになり、暑さが10月まで続く長い夏になりそう、という予報も。
熱中症とは高温多湿な環境に長時間いることで体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていない時でも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
一人一人が自分に起こりうることと自覚し、熱中症を正しく理解し、適切な予防に努めましょう。また周囲の人にも気を配り、予防を呼びかけあって、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
また、暑さの感じ方は人によって異なるので、自分の体調の変化に気を付け、暑さへの抵抗力に合わせて、万全の予防を心がけましょう。
熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しています。
のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給をしたり、暑さを感じなくても扇風機やエアコンを使って温度調整をするように心がけましょう。
節電を意識するあまり、エアコンをがまんして熱中症予防を忘れないようにご注意ください。
出典 厚生労働省 熱中症を防ぐために知っておきたいこと より
※WBGT値 気温、湿度、輻射熱の3つを取り入れた温度の指標
熱中症になった時の処置は・・・
1 涼しい場所へ避難させる
2 衣服を脱がせ、体を冷やす
3 水分・塩分を補給する
自力で水を飲めない、意識がない場合は、直ちに救急隊を要請しましょう!
厚生労働省から熱中症対策について様々な情報や資料サイトが用意されています。
ぜひ一度目を通して、始まったばかりの暑い夏を乗り越えていきましょう
熱中症の予防のための情報・資料サイト
厚生労働省のサイトへ